こんにちは。わくビズのIKUKOです。

この週末は東京にいて、ダンスイベントに参加していました。
オンラインで受講しているスクールの発表会なのですが、初めてのリアル開催ということで、私にとっても受講生にとっても、そして先生にとっても、初めてのチャレンジ、冒険の1歩でした。

ダンスについては語り始めると長いし、本題からそれるので別の機会に譲るとして。

今日お伝えしたいのは「思ってることはそのまま現実になる」ということです。
ただし「思ってる」の意味が、みなさんとはちょっと違うかも。

引き寄せの法則

引き寄せの法則というのが昔はやり、今では知らない人はいない言葉になっていると思います。

ただ、内容に関しては「引き寄せに成功した」とか「願っただけで叶うわけがない」とか、正誤については両方の意見があるように感じます。

私なりの解釈を言いますと、「願っている脳の部位」によって、叶う確率が変わる、というふうに考えています。

あいまいな話ではありますが、人間の「考え」を「意識・無意識」に分けたとします。
分かりにくければ「右脳・左脳」でもいいし、「考える脳と感じる脳」「理性と直感」でもいいと思います。

いろんな分け方の中で「無意識・右脳・感じる脳・直感」に分類されるような場所にある「言葉やイメージ」は自然に現実化する。

そうではなくて「意識・左脳・考える脳・理性」に分類される場所にある「言葉やイメージ」は、自然には現実化しない。

ざっくり、それが私の経験からまなんだ法則です。

あなたの中の「無意識」の領域

そんな中で、もっとも意識しづらいのは「無意識」だと思います。

読んで字のごとく、意識できないものが「無意識(潜在意識)」なので、どうしたって意識できないし、意識できた時点ですでに無意識ではなくなっているからです。

でもすべての人は、その無意識の中に、とても重要なメッセージをたくさん抱えています。

それはまだ言葉もわからないような幼児の頃から、まわりの大人たち、まわりの環境からまなんだ恐怖を伴う感覚です。

捨て猫を思い浮かべてもらうとわかるように、親猫に育てられた子猫は、人間を見ると「しゃーっ」と威嚇します。子猫はそれでも脳の柔軟性が高いので、エサを与えてしばらくするとすぐに人間に慣れますが、何年も野良猫として生きてきた成猫は、保護しても人になつくことができない場合が多いです。

ただ、生後すぐに保護されて、人間にミルクをもらいながら成長したような子猫は最初から、人間を恐れません。

この違いは何かというと、幼い頃に親から教えられた「危険に分類すべき項目」の違いです。

野良猫にとって人間は危険な存在なので逃げるように教えます。人間以外にも、大きな動物、犬とかを見ても同じように逃げるはずです。大きな動物につかまると、食べられてしまう危険があるから、逃げるのが一番です。

このように、言葉を話さない猫でも、親は子どもに「危険」を教えることができます。

「前提」が引き寄せられている

人間も、おそらくは無意識に子どもに「危険」を教えています。

それは動物の本能で、危険を教えておくことで子どもを事故やトラブルから守っているのです。

新しいことをするのは危険だからやめておけという「危険」を学んだ一族では、子どもは新しいことをしてはいけないという「教え」がインプットされます。

お金を稼ぐにはたくさんのイヤなことを我慢しなければいけないという「教え」を学んだ一族で、子どもは「仕事はツラいもの」という教えを体内にインプットして育ちます。

問題は、すべてが無意識下でインプットされ、本人は「それが当然だし、みんなもそう思ってる」と思って生きていることです。

つまり、幼少期に無意識下にインプットされたことは、その人の中で「当然そうだ」という「前提」になっていて、その前提を土台にすべての経験が起きてきています。

そういう

「もう当然すぎて誰とも話したこともない」
「自分の中では当然すぎて、それ以外の選択肢などあるわけがないと思ってた」

ようなものを私は「前提」と呼んでいるのですが、これこそが「引き寄せのポイント」として最強で、常にそれが引き寄せられています。

だから、お金を稼ぐのは大変だという前提があればお金を稼ぐのは大変だという経験が起きてくるし、商売は楽しいという前提があれば商売が楽しいという経験が起きてくる。

それだけのこと。

常識は人それぞれ

銀座まるかんの斉藤ひとりさんの音声を紹介するYouTubeで、納税日本一を記録したお金持ちのひとりさんのご両親は商売をされていて、お母さんも、当然のように何千万を稼ぐ商売をされていたと聞いたことがあります。

そんな環境で育ったひとりさんは、中学を出たらすぐに商売を始めて、それが当然だと思ったし、始める前から当然うまくいくと思っていたそうです。

みなさんも、まわりでビジネスがうまく行っている人を見つけたら、ちょっと観察してみてください。

彼らがどんな環境で育ってきたか。

私の観察によると、なんだかんだいって、二世・三世は最初からお金をまわす感覚がある。つまり、ものを仕入れて、高く売る。そこで得た利益を使ってさらに多くものを仕入れて、さらに多く売る。このサイクルを回して、雪だるま式にビジネスを大きくしていくという「感覚」が最初からある。そう感じます。

それに対して、お父さんがサラリーマン、お母さんが専業主婦のパターンだと、幼少期にビジネス感覚を身につけることができないどころか、商売は卑しいだの、お金儲けをするのは悪いやつだだの、女性の場合は、女は男をたてて、男に従うのが幸せの道だとか、そんなことまでインプットされているケースがものすごく多い。

これは何かというと、ビジネス感覚は、学歴や資格とは関係ないっていうことですね。

自分の中にインプットされているそういう、幼少期の、言語だったり非言語だったり、環境から刷り込まれたようないろんな観念があることに、まず気づく。
気づいたら、それが本当の危険なのか、危険だとしたら、どう回避できるのかを、冷静に再評価できるようになることが、必須。

自分で新しいことを始めるにあたって、最大の障壁は、資金や経験や人脈もさることながら、自分自身の奥深くに眠る、古くて根拠がなくて意味不明な「恐怖」「禁忌」「危険」の観念です。

逆に言えば、自分さえ「絶対やる」「絶対出来る」と思っていたら、あとのことは、なんとでもなるっていうことでもあります。

結論「すべては自分の中にある」

そういうわけで、結論として、新しいことにチャレンジして、自分らしい生き方を始めたいなら、まずは自分の観念を洗い出して、自分と向き合うという作業が必要です。

どういう方法があるのか、いまここで「これさえやれば」と紹介はできませんが、自分を見つけるワークなら、巷にたくさんあるはずです。

とりあえずAmazonで「自分と向き合う」とか「自分を知る」で検索して、出てきた本の中から、良さそうなのを選んで数冊、読んで、多分ワークが紹介されているだろうから、自分でワークをやってみる、などの方法をオススメします。

では!
あなたのより良き未来のために!